良いことと悪いこと

来月開設予定の特養準備室のHさんから電話で「審査を通過しました。後日、現在入所中のホームのMさんと面談し、現在のお母様の様子をうかがって、入所決定となります」と連絡があった。ヤッター!! この嬉しい話を早く知らせたいとルンルンしながら連れ合いの帰宅を待っていた。

夕方帰宅した連れ合いにその話をして「それは良かった」と喜び合ったところへ母のホームのNさんから電話。「お母さんがトイレで転倒しまして、頭にこぶができました。頭部なので救急車を呼びました。病院が決まりましたらまた電話しますので、病院まで来ていただきたいのでよろしくお願いします」って!! 意識はしっかりしているというが、救急車を呼ぶというのはただ事ではない。夕食を早めにとって電話を待った。

T病院だと連絡があり、連れ合いと一緒に向かったところ、検査結果は何事もなく、付き添ってくれていたホームの職員さんは「救急車を呼ぶほどではないと言われました」と笑顔だった。ああよかった~。母は自分のことではないようにキョトンとしていた。入院だと言われてまた病院で大騒ぎしているのではないかと心配したが、何事もなくてホッとした。

母と職員さんをホームに送り届け、その帰宅途中から腹痛が起こり、家に入るなりトイレに駆け込んだ私。汗だくになるほどの下痢でグッタリ。食べたものが悪さをしたのか、はたまた神経症か。そのままベッドに倒れこんだ。

あ~あ、今日は「良いこと」だけで終わるはずだったのに。