今日は母の誕生日。
ホームにインフルエンザ罹患者が出たという連絡があってから初めての訪問。
どうやらインフルも終息しつつあって、しばらくやめていたリクレーション(塗り絵や歌や体操)を明日あたりから再開予定とのこと。
昼過ぎに訪問すると母はまだ食堂にいて、テレビを眺めていた。「テレビを見ていたの?」と聞いたら「テレビなんか見てないよ」という。「お茶のみに出かけようか?」と言うと「ああよかった」と立ち上がった。そして「ご飯も何も食べないからお腹すいちゃったわ」と言うではないか。昼食が終わったばかりだというのに(^-^; いよいよ、食べたことを忘れるだけでなく、食欲の感覚もおかしくなったか。。。しかし外に出て「星乃珈琲」で注文したロールケーキは「こんなに食べられない」と半分しか食べなかったのでその心配は杞憂であった。
お茶の後、2階にある「ニトリ」に行って、連れ合いが母に造花で作られたリースをプレゼントした。(想像した通り、部屋に戻ったらもう忘れて「これはどうしたの?」と不思議な顔をしたけど)
「今日は誕生日だけど、いくつになったの?」と聞くと「50かな、60かな」と言う。そう思わせておくのもいいかと思ったが、つい「まさか、私たちだってそんなに若くないよ」言ってしまった。
「病気になるとみんなに迷惑をかけるから気を付けているのよ」とまともなことも言ってくれるので、まだまだ大丈夫だといくらかホッとした９１歳の誕生日であった。
