3階に行くと部屋の前に母が立っていた。
誰も呼びに来ないから自分で食堂に行こうと思ったそうだ。時間的にみて昼食後に部屋に戻ったばかりだと思うが、まいいか。
足がむくんで靴が履けないというので、「帰った時に裏を消毒すればいいです」という職員さんの言葉に甘えて上履きのまま外に出た。天気が持ちそうだったので瀬田のフラワーパークまで出かけた。母は履物のせいばかりではなく、足元が怪しい。足が上がらず引きずるようになった。
いつものようにパーク内を散策せず、ベンチに座ってお茶にした。連れ合いが友人からいただいた高遠土産の「お多福豆」をお茶菓子にした。母はこのお多福豆が好きだ。「もう一つ食べていい?」というので「全部食べていいよ」というと「ふたつも食べちゃった」と満足気。じつはその時は４つ目で、最終的には結局５個食べた(#^.^#)アハハ。
ホームに戻ると「いつもここに座るのよ。名前が書いてあるから。」というのでどこに書いてあるのかと探したら壁に「節電」という貼紙が見えた。「節子の節でしょ、うれしいなと思って」だそうだ。そうだね、自分の名前の文字があると嬉しいね。
