三味線の修理

ベッドの下の引き出しに入れっぱなしにしておいた三味線2丁。皮が破れてしまったので長い間放っておいたのだが、捨てることにした。ゴミ置き場に持っていこうと玄関に出したら、連れ合いが「それ捨てちゃうの?」と聞いた。その何気ない一言が、なぜかスイッチを押した。ほんとに捨てちゃっていいのだろうか。しばし考えて、1つは練習用の安価なものなのでアッサリ捨てることに決めたが、もう一つは母が「そんなに悪いものではないよ」と言っていたのを思い出して考え直した。また三味線を弾いてみるのもいいかもしれない・・・そんな気がしてきたのだ。そうだ、捨てることはない。ネットで三味線修理の店を検索したら、案外近くにあるではないか。連れ合いに車を出してもらって「修理したら使い物になるのかどうか、費用はいくらかかるか」診断してもらったら、なかなか良いものだし、32000円ほどで修理可能とのこと。それならばと修理してもらうことにした。安くはないが、覚悟の範囲だ。捨てるはずだったのに、自分でも意外なことになった。私、ほんとに三味線弾くの?