母の面会のためにホームに行ったらちょうど入浴中だった。しばらく待っているとさっぱりした顔で出てきた。お世話をしてくださったのはM田さんで、昨日は映画を見に外出したのだと教えてくれた。母と、Sさんと、２階に入所している人と３人を連れて行ってくれたそうだ。
Sさんは入所者の中で母がいちばんよく話が出来ると思われる人で、M田さんが気を配ってくれたようでありがたい。食事時の席替えもしたそうで、Sさんと一緒になれたのかと母に尋ねたら「一番嫌な人と一緒になったの」というではないか。先週訪問した時にM田さんも母とSさんはうまくいってるようだと(私達と同意見だと)言ってたのに。
じゃ誰と同じテーブルになったのかと聞いてみると、そのSさんと一緒になったのだという。どういうこと?
今までは、同じテーブルだった人が一番いやだと言ってたのに今度はSさんが一番いやだという。そんなはずないだろうと言うと、一緒になって初めて思ったのだと言う。何がいやなのか聞くと、食事が早くて、終わるとすぐに席を立ってソファーのほうに行ってしまって、何も話さないからだと。
結局、母は誰とも合わない、合わせられないのかもしれない。
連れ合いが「職員の人たちに任せるのが一番いい。M田さんに余計なこと(席替えのことなど)をお願いして悪かったな」と言った。
それにしても、がっかりした面会だった。訪問するたびに同テーブルの人がいやだと話すので、今度は少し楽しくなったかなと期待したのに。。。期待したこっちがいけなかった。
