(近所のスーパーの)午前9時の開店を待って献花用の花を買い、バスと地下鉄を乗り継いで九段下駅へ。警備の人がいたので武道館へ行くにはどの出口が近いかと聞いたら「献花でしたら半蔵門駅に回ってください」と教えられて、一駅戻る。(花を持った人が半蔵門で下りたので不思議だと思っていた^^;事前確認の不足)
半蔵門駅を出たらそこはすでに行列最後部の模様、驚いた。地下鉄ひと駅分の行列ではない。献花場所までは何度かの折り返し。どんなに首を伸ばしても献花場所はおろか折り返し点さえ見えない。ようやく荷物検査所を通過(飲み物持参の人はひとくち飲んで危険物でないことを証明する)。そこからさらに長い行列が続いて到着。
手前の台に手荷物を置き、花束だけもって献花台に進み、花を手向け、安倍元首相の遺影に向かって数秒間手を合わせた。献花するまでおよそ2時間半。
列に並ぶ人々は大人しくて礼儀正しかった。これぞ日本人という感じ。ずっと一緒に歩いた女性(30代か、40代かな?)と時々話ができたのは気がまぎれてよかった。持ち物検査所で離れてしまったときも先で待っていてくれた優しい人。
国葬儀反対のデモと遭遇することを恐れていたが(見たい気もあった)、全く見かけず、声を聞くこともなかった。
並んでいる途中、ドイツ人女性から取材を受けた(女性とマイクを持った男性のコンビ。カメラはない)。献花に来た理由ときょうの感想などを聞かれた。安倍元首相に哀悼の意をささげに来たこと。変なデモの人たちには負けられないと表明したかったことなどを告げた。相棒の女性に「変なデモって言っちゃった」と言ったら「柔らかい言い方でしたよ。私ならまくしたてたかも」とのこと(#^.^#)
インタビューは後方にも続き、そこでは確かにまくしたてるほどではないが、安倍氏の功績をたたえ、国葬儀反対側に対して非難する意見を述べていた。
献花を終えてから相棒の女性と共に靖国神社に参拝(人が多かったのでかなり手前で手を合わせた)。そこで相棒に感謝を伝えた後別れ、九段下駅から二子玉川に戻り、最近お気に入りの店で休息(パンとコーラが美味しかった)の後帰宅した。
テレビではちょうど岸田首相の挨拶が始まっていた。菅元総理の友人代表の言葉は心に響いた、素晴らしかった。安倍氏の素顔、菅氏との関係が優しく分かりやすい言葉で綴られていた。
献花も出来た、国葬儀の模様もテレビ及びネットのライブで見ることができた、意義深い一日であった。
献花(10:00~16:00の予定)の行列は夜まで延長され、報道では23000人以上が訪れたとのこと。武道館会場内には各国要人などおよそ4300人が参加したという。
夕食(在宅していた連れ合いが炊いた栗ご飯は美味しかった)後、急に疲れが出て早めに就寝。当日の疲れはもちろんだが、前夜は気持ちが高ぶってほとんど眠れなかったのだ。