使わないものを持ち帰り

いつもいい化粧品を使っていた母。化粧箱にいくつも入っているが、最近は化粧落としも化粧水も、ヘアケアのクリームも使わないというか使えなくなっているので(見ても用途が分からない)、間違えて使うよりは無い方がいいかと思い、整理して持ち帰った。裁縫箱も使わなくなったので、刺繍の道具だけ残して持ち帰り。
「昨日は七夕だったね、何かおいしいものでも食べたの?」と聞いてみたが、忘れたみたい。声が聞こえたらしく、職員のAさんが、母が書いた短冊を持って来て見せてくれた。「孫に会いたい」と書いてあった。
母はいつもと同じ話の後に「ここを出て行きたいとか言わないから、安心してね」と言った。ちょっとかわいそうになったが、分かるところは分かっているんだなと思った。

帰路、O夫妻宅に立ち寄って、先日の麻雀旅行のビデオDVD(連れ合いが撮影・編集)を届け、一緒に見た。52インチの大きな画面で心配したが、ビデオはきれいに見ることが出来た。