2月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:5882
ナイス数:208
復讐の協奏曲 (講談社文庫)の感想
図書館本。御子柴シリーズ第5巻。御子柴事務所の事務、洋子に殺人の嫌疑がかかる。弁護を引き受けた御子柴はどう動くのか。調べて行くうちに浮かび上がる洋子の過去とは。さてさて、これも明日に持ち越せない、一気読みです。
読了日:02月28日 著者:中山 七里
不審者 (集英社文庫)の感想
何回もだまされた。だましたのは筆者、だまされたのは読者の私。どんでん返しというのとは少し違う。そうなんだと思っているとひっくり返る。 ところで洸太の父親があの人だったって、どうなってるの?
読了日:02月27日 著者:伊岡 瞬
悪寒 (集英社文庫)の感想
じれったい展開で疲れた。
読了日:02月27日 著者:伊岡 瞬
フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)の感想
死が間近にせまっている人の身体の一部が透けて見える。そんな瞳を持った慎一郎。その人の死の運命をどうにかして変えてあげたい。逡巡する心の葛藤が延々と続くところは読み手にとっても「だからどうするんだ」とじれったいくらい。 読み終えてすぐamazonで映画を観た。映画のほうは内容としては深刻ながら青春ロマンス映画だった。
読了日:02月19日 著者:百田 尚樹
悪徳の輪舞曲 (講談社文庫)の感想
2-3-1と読んで御子柴シリーズ4作目。 今回は30年ぶりに会った妹から母親の弁護を依頼される。 この人達いったいどういう家族(^-^;というのはさておいて、無罪判決を勝ち取るための御子柴の動きをたどるのはいつものように面白い。そしていつものどんでん返し。
読了日:02月13日 著者:中山 七里
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)の感想
御子柴礼司シリーズ第1弾。彼の医療少年院での生活、犯罪少年たちや刑務官・稲見とのやり取りは興味深い。 犯罪者でありながら出所したのちに司法試験に合格して弁護士になるという筋書きも面白いが、犯した犯罪を考えると正直すんなりと受けいれがたい。 しかし、その弁護士としての力の見せ所とラストのどんでん返しは素晴らしい。
読了日:02月13日 著者:中山 七里
騒がしい楽園 (朝日文庫)の感想
幼稚園に赴任となった神尾舞子。同時に赴任した池波と共に事件に巻き込まれる。その幼稚園は近隣から騒音被害を訴えられ、また待機児童が多いために入園希望の親からの執拗な訴えに悩まされるという問題を抱えていた。子供たちが育てていた小動物が殺され、次にはネコの死骸がさらされ、ついに・・・。他にもさまざまな社会問題も絡ませたりもあるが、どんでん返しの中山氏にしては難しくない作品であったような。
読了日:02月12日 著者:中山 七里
恩讐の鎮魂曲 (講談社文庫)の感想
御子柴シリーズ第3弾。少年院に収監されていた時の教官である稲見の弁護を担当する御子柴。稲見は老人ホーム入所者であり、その施設で働く栃野介護士を殺害した犯人である。犯行を認め厳罰を望む稲見を御子柴はどのように弁護するのか。
読了日:02月10日 著者:中山 七里
追憶の夜想曲 (講談社文庫)の感想
御子柴シリーズ第2作。1作目は残念ながら未読。あとで読む。夫殺しの女の弁護で御子柴が岬恭平と法廷で対決する。唯一、女の次女である6歳の倫子が賢すぎるのがどうも(^-^;
読了日:02月08日 著者:中山 七里
連続殺人鬼カエル男ふたたび (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
さきの「連続殺人鬼カエル男」の残酷な描写にはゾクッと寒気を感じた。それなのにその続編を手に取ってしまった。凄惨な殺人の描写に多少は慣れたつもりでいたのは気のせいで、さらにそれ以上に寒気がした。それでも最後まで読まなくては気が済まないのは作者のせい。恨めしい。せめて作者の大好きなどんでん返しを見破ろうと思ったが見破れなかった。残念無念。
読了日:02月07日 著者:中山 七里
ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)の感想
犬養隼人シリーズ第4巻。知らずに読んだので前3巻は未読。 ドクター・デスを名乗る安楽死を請け負う医師を追う作品。 家族が不治の病に苦しむ姿を目前にしたら安楽死という言葉は他人事ではなくなるだろうと想像する。
読了日:02月06日 著者:中山 七里
日本保守党 ~日本を豊かに、強く。~の感想
2024/1/31発行と聞いていたので当日(二子玉川)文教堂に買いに行ったら「入荷は明日」だという。話題の本が一日遅れとはけしからん。で、同じ二子玉川の蔦屋書店で聞いたら「扱っておりません」ですと。あきらめずに電車で自由が丘に行き駅前の不二屋書店で聞いたら「2階の奥にあります」と。あったのは良かったが2階の奥じゃ宣伝力無しじゃないか。とまあ購入するために走り回ったのであった。内容はほとんどネットで見聞きしたものが多いのでいささかズッコケたが、日本を正しく変えてほしい期待の新集団である。
読了日:02月04日 著者:百田尚樹,有本香
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 6-2)の感想
読み始めていくらも経たないうちに身体が寒くなった。残酷、おぞましい、ゾクゾクして気持ちが悪い。しかし「先を読め」と開いたページがささやく。結局、その夜までに半分、起きてから半分、昼過ぎに読み切った。例によって繰り返すどんでん返し。続編を読まねばという気にさせられる。
読了日:02月04日 著者:中山 七里
テミスの剣 (文春文庫 な 71-2)の感想
強盗殺人、判決、冤罪、警察や司法の体質、怨念、刑事の信念等々。刑事・渡瀬の四半世紀にわたるお話。面白くて途中でやめられない小説だった。
読了日:02月03日 著者:中山 七里
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
巻末の解説者・大森望氏によると、本書は中山七里氏の作品の人々、ほぼオールスター登場ともいえる作品らしい。最近読み始めた作家さんなので分からないが、テレビドラマで観たような作品もある。うん、なるほどなるほど。 当作品は岬洋介が旧友・天生を助けるお話。父の岬恭平検事との法廷対決も。
読了日:02月02日 著者:中山 七里
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