川端康成集

川端康成の「16歳の日記」と「伊豆の踊子」読了。
前者は大人になって見つけた中学生の頃の10日ばかりの日記。病に苦しむ祖父の姿を淡々と書き残している。
後者は友和くんと百恵ちゃんの姿だけを思い出すが、読んだこともないし観たこともない。こんなに短い小説だったのか。20歳の学生が踊り子たちを追う、こんな長旅ができたのかしら不思議。
古い時代の小説は、その時代背景が興味深いのだけどね。