『悲素』読了

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『悲素』

図書館本『悲素』上下巻読了。

過去に実際にあった「和歌山毒入りカレー事件」を題材にした帚木蓬生氏の小説。

県警から協力依頼された大学教授が、様々な研究者とチームを組んで、被害者を診察し、毒がヒ素であると解明する。

毒入りカレー事件の10数年前からヒ素による保険金狙いの事件も浮上するなど、事件解決には大きな問題が立ちはだかる。

読み応えのある作品だった。