フォルトゥナの瞳

百田尚樹氏の『フォルトゥナの瞳』を読んだ。半日で。

読み終えた直後amazonで映画も観た。

 

死が間近にせまっている人の身体の一部が透けて見える。そんな瞳を持った慎一郎。その人の死の運命をどうにかして変えてあげたい。しかし運命を変えれば自分の命が縮まる。逡巡する心の葛藤が延々と続くところは読み手にとっても「だからどうするんだ」とじれったいくらい。

 

映画のほうは内容としては深刻ながら青春ロマンス映画だった。