6月に読んだ本

6月に読んだ本8冊のうち6冊は「アン・クリーヴス」のシェトランドシリーズ。

このシリーズにはあと2巻あるらしいが、まだ日本語訳が出ていない。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:3225
ナイス数:109

鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)感想
警視庁殺人分析班シリーズ10話。如月塔子が人質の身代わりになって連れ去られる。塔子は何処。 ところでどうしてこの題名になったのか分からない私は読みが浅いのか(^-^;
読了日:06月29日 著者:麻見和史


空の幻像 (創元推理文庫)空の幻像 (創元推理文庫)感想
図書館本。前作集と同様、私には終盤まで犯人が分らなかった。海でおぼれて亡くなった幼い少女(亡霊)の謎、登場人物の関係や生い立ちや家族の歴史が複雑に絡む。ペレスは愛するフランを失った傷心からだいぶ復活し、部下のサンディを喜ばせる。そのサンディも巻を進むごとに成長して頼もしくなっている。島外の署から来ている警部ウイローとペレスの関係は将来発展するのかしないのか。
読了日:06月28日 著者:アン・クリーヴス


水の葬送 ペレス警部シリーズ (創元推理文庫)水の葬送 ペレス警部シリーズ (創元推理文庫)感想
前作で最愛の人を失ったペレス。今作はどう立ち直るかの巻。じれったかったが、やっぱり彼は刑事だった。残された彼女の娘キャシーに向ける愛情は本物。できた男だ、ペレス。
読了日:06月18日 著者:アン・クリーヴス


青雷の光る秋 (創元推理文庫)青雷の光る秋 (創元推理文庫)感想
図書館本。『シェトランド4重奏』最終巻。刑事ペレスが婚約者のフランを連れて生まれ故郷のフェア島に行く。折悪しく荒れた天候で孤立した島で殺人事件がおき、休暇中のペレスが事件を一人で担当することになる。 いつものように犠牲者が複数になるが、最後は「えっ!なんで!!」 ショックで気が抜けました。
読了日:06月13日 著者:アン・クリーヴス


野兎を悼む春 (創元推理文庫)野兎を悼む春 (創元推理文庫)感想
図書館本。「シェトランド四重奏」3作目。前の2作と同様にひとりの人間が相次いでふたりの遺体を発見するのはなぜ(^-^;4作目もそうかしら。。。 前の2作の相棒(?)が去って、今作はペレスの部下が活躍する。気弱で軽薄なサンディが成長を見せる作品だ。ペレスの恋人フランとその娘キャシーは本島に出かけていてあまり登場しない。その分、ペレスの心の中に頻繁に表れることになる。早く結婚すればぁ!
読了日:06月09日 著者:アン・クリーヴス


白夜に惑う夏 (創元推理文庫)白夜に惑う夏 (創元推理文庫)感想
図書館本。アン・クリーヴスの『シェトランド島四重奏』の2作目。前作に続きインヴァネス署のロイ・テイラーと一緒に事件の捜査をする。そして前作同様、同一人物がふたりの死体を発見するという設定。小説ながら気の毒(^-^; 主人公のペレス刑事と子連れの画家フランの仲はいい感じで進展している。 人物の細かすぎるほどの心象表現が心地よかったりうるさいと感じたりするが、それが作者の執筆方法なのだろう。
読了日:06月08日 著者:アン・クリーヴス


岳飛伝 6 転遠の章 (集英社文庫)岳飛伝 6 転遠の章 (集英社文庫)感想
シリーズ名は『岳飛伝』だが、私の頭ではいまだに『水滸伝』。とはいえ登場人物が若返って水滸伝時代から息子・孫に代わってきている。もうゴッチャゴチャ(^-^; 正直に言えば岳飛より秦容に興味あり。そんななか岳飛に大きな災難・転機が。この巻の終盤に来てワクワク感が戻りつつある。
読了日:06月06日 著者:北方 謙三


大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)感想
図書館本。スコットランドの北にある小さな島で起きた殺人事件捜査。テレビドラマ化された『シェトランド』3.4シリーズをたまたま見た。面白いと思ったので1巻目から読んでみたいと図書館で借りた。。訳本のせいか、いくらか読みにくいと思ったが、ドラマが面白かったので丹念に読んだ。私には最後まで犯人が分らなかった。そこが良かった。
読了日:06月05日 著者:アン クリーヴス

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