私のためにありがとね

母のための「施設サービス計画」の説明を聞いた。

以前は手を後ろに組んでバランスをとって歩いていたが、今はその必要もなく安定して歩いているとのこと。骨折で車いす生活になるかと思ったくらいなのに驚くほどの回復ぶりだ。入浴も機械に頼らず介助のみで湯船に入れるようになったとのこと。ようやく今の施設になじんできたようだ。リクレーションにも参加しているとのこと。しかし塗り絵などの様子を見ると、教えてもらったこと以外はできないのですぐに飽きてやめてしまうらしい。ま、参加するだけでも良いと思う。

桜の花が咲き始めているので玉堤通りをドライブしようと予定していたが、土曜日だからか意外に渋滞が多いので、「いなげや」の休憩コーナーを利用して、持って行った菓子と紅茶で一服した。そのあと店内を見て歩いた。母は菓子や刺身や酒類のコーナーを熱心に見て「今は全然飲みたいと思わなくなっちゃったわ」などと言って楽しそうだった。「私のためにありがとね」と運転する連れ合いに何度も礼を言っていた。

ホームに戻り、トイレを済ませて食堂でのリクレーションに向かったところで「またね~」と別れた。

ドライブに出る前に、連れ合いにひげをそってもらって、さっぱりした顔をしていた母。長いもので1センチも伸びていた(^-^; ホームで剃ってくれるとありがたいのだが、本人が拒否しているのかもしれないので、きょうも職員さんに頼まずに帰ってきた。連れ合いには申し訳ないが、母がおとなしく従っているので、いいか(^^♪